被災者発信、メウロコ地震対策

防災だけじゃ足りない。防災・避難・復興まで、震度7被災体験を基に、リアルに指南します。

震災時の帰宅困難対策に必要な8つのアイテム。会社のロッカーには、これを入れろ

東日本大震災で、東京などで発生した帰宅困難問題。

徒歩などで自宅に帰ろうとした人々で、街は大混乱となりました。

その時の教訓から今は、地震直後は移動せずに、会社などに留まるよう、政府は呼びかけています。

 

企業には、3日分の水や食料を備蓄するようにとしています。大手企業は既に備蓄が進んでいますが、みなさんの職場はいかがでしょうか。

この機会に確認してみて下さい。

 

もし、会社に個人用のロッカーがあるのなら、震災に備えて、入れて欲しいものがあります。

安全が確認されたら、順次帰宅すると思いますので、備えておきましょう。

 

1.食料 

備蓄があっても、おせんべい、ガム、チョコレートなど、すぐに口に入るものを入れておきましょう。勿論、仕事の合間に食べてOK。また買い足しておけば、賞味期限切れも防げます。

 2.スニーカー

 歩きやすい靴を準備しておきましょう。被災地はガラス片などが散乱し危険なので、靴底のしっかりしたものを。

 3.厚手の手袋や軍手

被災地では、時に瓦礫を乗り越えたり、物をどかしたりしますので、あると大変便利です。冬は防寒用にも。

4.リュック 

被災地は危険な瓦礫が多いので、両手を使えると便利です。

5.帽子、防災ずきん、ヘルメット

頭を落下物から保護します。ヘルメットは折りたためる物もあります。

6.使い捨てカイロ、防寒アルミシーツ

冬の寒さ対策に。

7.汗拭きシート、ウエットティッシュ、歯磨き等衛生用品 

 断水に備えて。また、身体の清潔を保つ為に。

8.地図、磁石 

スマホの地図アプリは、恐らく使えません。地図、磁石でルート確認を。

 

いざという時の備えですが、そろそろ本気で備える時です。

大変そうですが、意外と気軽に備えられますし、スペースもそれほど取りません。

100円ショップで手に入るものも多いので、工夫して備えて下さい。